内容

サイエンス・エンジェル 研修会「男女共同参画について考える」  

日時：2009年12月5日（土）15：00〜17：00

場所：工学部管理棟５階　講義室

参加人数：SA16名（卒業生含む）、スタッフ2名　計18名

司会進行：SA企画ワーキンググループ（SA7名）

今回は「男女共同参画について考える」というタイトルで、SAの立場で男女共同参画を話し合いました。司会は、SA 鈴木詩織さん（生命科学研究科 D3）、SA 鈴木杏奈さん（環境科学研究科 M1）。学内外のシンポジウムの報告があり、その後、3つに分かれてグループディスカッションが行われました。

  東北大学男女共同参画の紹介  [SA 佐藤由佳さん（理学研究科 D3）]

平成18年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者育成支援モデル事業」に採択された「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」、そして、つづく平成21年度に「女性研究者養成システム改革加速事業における女性研究者支援」に採択された「杜の都ジャンプアップ事業for2013」の紹介を時系列で追いながら内容の紹介を行いました。

参考：第8回東北大学男女共同参画シンポジウム  ［詳細］ ［フォトアルバム］

  他大学、他機関の男女共同参画に関する取り組みの紹介

  名古屋大学主催 女性研究者のキャリア深化のためのシステム改革
  [橋爪先生]

10月30日に名古屋大学で開催されたシンポジウムより、日本の男女共同参画基本計画や現状、また、文部科学省側からの科学技術振興調整費（「モデル育成事業」、「システム改革加速事業」）の紹介、および、名古屋大学の試みである学内学童保育所の紹介を行いました。

参考：外部リンク「名古屋大学主催 女性研究者のキャリア深化のためのシステム改革」

  日本大学主催 女性研究者支援システム改革プログラム事業合同シンポジウム
  [SA 鈴木杏奈さん（環境科学研究科 M1）]

11月25、26日に日本大学会館で開催されたシンポジウムより、自分が感じたそれぞれの機関の特徴、サイエンス・エンジェル活動に近い活動を行っている他大学の紹介を行いました。

参考：外部リンク「日本大学主催 女性研究者支援システム改革プログラム事業合同シンポジウム」

  第7回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム
  [SA 佐藤愛さん（情報科学研究科 M2）代理：橋爪先生]

10月7日に東京工業大学で開催されたシンポジウムより、サイエンス・エンジェルにとって身近な問題として分科会で行われた「若手研究者の異分野交流とネットワーク作り」に焦点を絞って紹介を行いました。

参考：第7回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム ［レポート］

参考：外部リンク「第7回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム」

グループディスカッション

コアメンバー1名に対し4名程度のグループを作りディスカッションを行いました。

「SA活動が他大学の良いロールモデルとなっていることを知ったので、今後も自分たちができるところから何かやっていこう」、という意見などがありました。

SA輝友会などのお知らせ  [SAOG 柿崎真沙子さん]

SAOGの柿崎さんより「SA輝友会（えすえーきゆうかい）」の説明が行われました。SA輝友会は東北大学サイエンス・エンジェルのOG・現役SAの交流と、現役SAの活動への支援を目的としています。「SA輝友会」とは、SA活動の中で築き上げられた縁を、一緒に繋げていき、OGだけでなく、現役SAやスタッフの皆様、元スタッフの皆様が集う校友会的な団体を目指します。

アンケートより

• 現状の男女共同参画の取り組みや将来に向けた計画などを知ることができ、非常に参考になりました。全体を通して思ったことは、こういった事業や計画は男女両方の理解と意思疎通が必要だと思いました。
• 前回のシンポジウムをさらにディスカッションすることで深められる充実した研修会となった。男女共同参画という主旨から考えると女性の立場だけでなく、男性側の立場についてもっと考える必要があると思う。
• 各機関の男女共同参画に関する取り組みの紹介はとても刺激になりました。期待されるサイエンス・エンジェルとして応えられるようにしなければと思いました。
• ここ一年くらい考えていたことをグループディスカッションで話せてよかった。少しすっきりしたのと同時にもう少し煮詰めて結論を出したかった感があるのでディスカッションをするならもう少し時間があった方が意味はあるのかなと思った。