子ども広場 サイエンス☆フェスティバル
日時:2008年10月11日(土) 13:00〜15:00
主催及び会場: 青葉区中央市民センター

青葉区中央市民センター主催の「子ども広場〜サイエンス・フェスティバル」で、SA2名が体験型のイベントを行いました。 この「子ども広場」には昨年もお呼びいただき、3名のSAが「チャレンジ サイエンス・マジック」を行いました。

今回は、五橋中学校科学部、仙台第一高等学校化学部、東北学院大学の岩本先生、わくわくどきどき実験室の実行委員の皆様ならびに、青葉区中央市民センタースタッフの皆様との合同企画でした。色々なコーナーを回って、遊びながら科学に親しもうというコンセプトのもと、SA2名はそれぞれ「DNA抽出実験」コーナーと「不思議感覚体験」コーナーを企画担当しました。 13:00から15:00と2時間ではありましたが、こども65名、親子合わせて100名ほどの参加がありました。

この様子はHP『東北大学大学院理学研究科広報室ホームページ』にも掲載していただきました。

「DNAってなんだろう?」 秋山 るみ 薬学研究科


 

今回でDNA(ドナ)ちゃん(初登場の様子はこちら)も3回目の出張となりました。いつものように、まずはドナちゃんでDNAの仕組みを説明しました。小学校低学年以下の小さいお子さんも多く、難しい説明だったかなとも思ったのですが、みんな本当に真剣に聞いてくれていて、それぞれの分かる範囲で理解してくれようとしていたのが印象的でした。DNAについて少し理解を深めた所で、バナナからDNAを取り出す実験に挑戦しました。バナナ、食塩、食器用洗剤、コーヒーフィルター、消毒用アルコールといった、家庭でも準備できる身近にあるものを使ってDNAは抽出できます。何が起こるのか期待しながらの操作は終始楽しく進んでいき、実際にDNAが見えた時には、あちこちから驚きの声が上がっていました。
 今回は、一高と五橋中の科学部さんから助っ人をしてもらうことができたのですが、みんな小学生への接し方がうまく、すごく助けられました。最後になりましたが、この場を借りてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

「不思議感覚体験」 事崎 由佳 情報科学研究科


 

このブースでは、通常科学イベントでお見せしている錯視図形をはじめ、今回は動画versionを数多く取り入れてみました。音の錯覚については、子どもも大人も「あれ???」とこちらが求めていた反応が見られて、中には何回も再生している子どもも。。。
今回は仙台市立五橋中学校の科学部の皆さんに説明のお手伝いを頂きました。(※)
中学生の皆さんには、簡単に説明をしていたのですが、いざ、子どもたちに対して説明しているのを聞いていると・・・
「おお!すごい!!」
私の説明+自分たちのことばでわかりやすく話しているのを見て、今回のイベントは私たちにとっても、また、中学生のみなさんにとっても、参加してくれた小学生にとっても、三者三様に有意義なものだったと思います。

※ 昨年のイベント後の茶話会にて当推進室スタッフから提案させていただいた、中学生との横のつながりをこういった形で実現していただき、センターの柔軟な発想に感謝致します。


テープカットが行われました。青葉区市民センター センター長 八島さんと最初の入場者 成田 真唯さん。
DNAの抽出実験ではたくさんのご来場者があり親子、兄弟、お友達同士など楽しんで実験をしていました。
イベント終了後『ひとり新聞社プロジェクト』さんより取材を受けるSA。この様子はHP『宮城の新聞』からご覧になれます。

  ■参加者の方々から頂いたご感想

  • 去年の博物館でDNA抽出実験ができなかったので、今回は是非やってみたかったです。
  • 抽出したDNAを持ち帰ることが出来てうれしい。
  • 兄弟で一緒に実験が出来て楽しかった。
  • 錯視図形の動画は時間があればずっと見ていたかった。

打合せの段階より市民センターの一迫万里様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝致します。
また関係者の皆様にも厚くお礼申し上げます。またの機会に皆さんと科学イベントができることを楽しみにしています。


   <このページの最上部へ>