「DNAってなんだろう?」 秋山 るみ 薬学研究科
今回でDNA(ドナ)ちゃん(初登場の様子はこちら)も3回目の出張となりました。いつものように、まずはドナちゃんでDNAの仕組みを説明しました。小学校低学年以下の小さいお子さんも多く、難しい説明だったかなとも思ったのですが、みんな本当に真剣に聞いてくれていて、それぞれの分かる範囲で理解してくれようとしていたのが印象的でした。DNAについて少し理解を深めた所で、バナナからDNAを取り出す実験に挑戦しました。バナナ、食塩、食器用洗剤、コーヒーフィルター、消毒用アルコールといった、家庭でも準備できる身近にあるものを使ってDNAは抽出できます。何が起こるのか期待しながらの操作は終始楽しく進んでいき、実際にDNAが見えた時には、あちこちから驚きの声が上がっていました。
今回は、一高と五橋中の科学部さんから助っ人をしてもらうことができたのですが、みんな小学生への接し方がうまく、すごく助けられました。最後になりましたが、この場を借りてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
「不思議感覚体験」 事崎 由佳 情報科学研究科
このブースでは、通常科学イベントでお見せしている錯視図形をはじめ、今回は動画versionを数多く取り入れてみました。音の錯覚については、子どもも大人も「あれ???」とこちらが求めていた反応が見られて、中には何回も再生している子どもも。。。
今回は仙台市立五橋中学校の科学部の皆さんに説明のお手伝いを頂きました。(※)
中学生の皆さんには、簡単に説明をしていたのですが、いざ、子どもたちに対して説明しているのを聞いていると・・・
「おお!すごい!!」
私の説明+自分たちのことばでわかりやすく話しているのを見て、今回のイベントは私たちにとっても、また、中学生のみなさんにとっても、参加してくれた小学生にとっても、三者三様に有意義なものだったと思います。
※ 昨年のイベント後の茶話会にて当推進室スタッフから提案させていただいた、中学生との横のつながりをこういった形で実現していただき、センターの柔軟な発想に感謝致します。
■参加者の方々から頂いたご感想
打合せの段階より市民センターの一迫万里様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝致します。
また関係者の皆様にも厚くお礼申し上げます。またの機会に皆さんと科学イベントができることを楽しみにしています。