先輩からのメッセージ〜薬学生の進路選択〜1
たちばな薬局 薬剤師 (元・医療法人社団青葉会牧野記念病院 薬剤師)
平成13年本学大学院薬学研究科修士課程 修了 丹羽郁子 さん
「どんなに良い薬があっても適正に使用されなければ意味はない。」この考えから丹羽さんは薬剤師としてのキャリアを選択しました。臨床の現場ではたらく薬剤師としてのやりがい、課題などについてエピソードを交えてお話くださいました。また、母親になってからの仕事の続け方、母親になったからこそ出来る接遇のお話は、学生が具体的に将来を考えるための手がかりになったのではないでしょうか。
先輩からのメッセージ〜薬学生の進路選択〜2
久光製薬株式会社 研究職 (元・同社 国際事業部)
平成13年本学大学院薬学研究科修士課程 修了 露木幸星 さん
「創薬研究を通じてより多くの人を健康にしたい。」露木さんは、大学入学時から抱いていた思いを胸に製薬企業に就職しました。予想外の配属とそこでの奮起、念願の研究職についたよろこび、研究のおもしろさ、企業人としての葛藤など、ときに笑いを交えながらお話くださいました。「何事も無駄な経験にはならない。」この言葉はどのような進路を選択する学生にも共通するメッセージです。
ショートディスカッション
夫婦がともに仕事を続けるには〜はたらく男性、はたらく女性〜
お二人はそれぞれ、パートナーと共働きの生活を送っていらっしゃいます。第一部のキャリアチャートにライフチャートを組み合わせ、現在に至るまでのワーク・ライフバランスについてお話していただきました。また、家事は分担しているのか?子育てはどうしているのか?共働きを続けるために大切なことは?という学生の質問に対し、丁寧に、ありのままを答えてくださいました。お二人の考え方には、共通して「相手を思いやる気持ち」が感じられました。
茶話会
学生達から講演者の方々へ、仕事に関する質問や学生時代のお話などを積極的に伺う姿が見られました。また学生同士の交流、学生とSAの交流も深めることが出来ました。「来てよかった」との声が聞けて、企画担当SAも大喜びでした。皆さん、長い時間どうもありがとうございました!