ご案内
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このイベントは終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

詳細はレポートをご覧下さい。

日時:2008年7月31日(木) 12:00〜13:30
ポスター表(1.16MB)] [ポスター裏(245KB)] [ポスター両面印刷用(4.06MB)]


場所:東北大学理学部キャンパス 理学部総合棟2階第3講義室(205号室)
対象:全国の女子高校生
内容:
■ 第一部 サイエンス・エンジェル(東北大学女子大学院生)による講演
        秋山るみ(薬学研究科)“脂が薬になる??〜創薬の第一歩”
        中田真帆(理学研究科)“海のある惑星 地球〜私の航海体験談〜”
■ 第二部 女子高校生とサイエンス・エンジェルとのグループトーク
         (高校生の皆さんは、下のグループマップを参考にして希望するグループにご着席下さい)


 ※飲食物持ち込み可(各自昼食などをご準備下さい)
 ※事前登録なしで当日参加いただけますが、事前に申し込まれた方(グループ)を優先とさせていただきます。

 <お問合せ・お申込み>
 東北大学女性研究者育成支援推進室「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」
 

 <関連ページ>
 理学部・理学研究科 オープンキャンパス日程表&構内図
 昨年のオープンキャンパスの模様



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レポート


参加者数約70名(保護者、引率の先生を含む)
参加SA人数19名(ポスター作成者含む)

オープンキャンパスfor女子高校生の企画も3年目となりました。
高校生に伝えたい思い、高校生に伝わる言葉、そして、高校生の声に耳を傾けられる雰囲気作りをめざして、はじめて企画を実施する立場のSAは、2回目・3回目のSAのアドバイスに耳をかたむけながら、企画を作り上げました。参加いただいた高校生のみなさんからのたくさんの言葉が、また次の企画へとつながっていきます。



■参加SAのことば

「進路選択あれこれ」ということで、高校1年生ばかりのグループでした。まだ選択科目を決めていなかったり、理系に進学するかさえも決めていない高校生を前に、もう一人のSAとお互いの経歴を話し、なぜ理系を選んだのか、なぜ今大学院生として研究しているのかを話しながら進めました。
理系、大学院生というと、高校生からやりたいことをずーっと極めているという印象があるかもしれませんが、私のように大学を変えたり、研究科を変えたり、途中で違う道を行く(本人としては1本の道なのですが)こともできるということが、少しでも頭の隅に残ってくれたら嬉しいです。
また今回、自分の経歴を話すことによって「あ、高校時代はこう思ってたんだよな」「あの時『これがやりたい』って思ってたんだよな」と昔考えていたことを思い出して、なんか初心に帰らせてもらった気がしました。

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「未来の医療を支える学問の話」に、早くから多くの高校生が集まってくれました。
将来どんなことがしたい?という私たちの問いかけに、医者になりたい!研究者になりたい!と目を輝かせて話してくれ、なんてしっかり将来を考えているんだろうと圧倒されてしまうほどでした。
今回集まってくれた高校生の多くが将来医学、医療を研究したい、と考えていました。そのためにはやはり医学部に入らなくてはならないのだろう、と考えていたようでしたが、私たちが歩んできた経歴を紹介し、他の学部であっても医学や医学に関係する学問を研究できるということが、わかってもらえたようです。
イベントのあとに、わざわざ私の所属している工学研究科の研究室まで足を運んでくれた高校生もいました。
今回の企画を通して、高校の頃は私自身も将来に不安と期待を抱いていたことを思い出しました。希望の進路を歩みながらも、その中で生じる不満に気を取られがちなことも多くありますが、今回高校生たちと話をする中で、自分で望んだことができていることへの感謝を思い出すことができました。

 

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「研究と応用 イキモノのパーツの作り方」のグループでは研究紹介のプリントを用意しました。
話のつなぎに重宝したり、話しきれないであろう自分の進路選択の話等も盛り込んで渡したので、後から読み返して参考にしてくれる高校生がいるかもしれないと期待しています。
ただ、つい研究の説明に熱くなりすぎて、高校生の子たちの話がちゃんと聴けていたのかな?
もっと高校生同士の話が弾むように潤滑油的な存在に徹するべきだったかな?とも思いました。
話題提供と高校生同士の話のサポートとのバランスが、難しいけれど今後の課題だと思いました。



>>フォトアルバム



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