概要

 東北大学は2007年に創立100周年を迎えるにあたり、「東北大学100周年キャンペーン」を実施しており、「理系白書シンポジウムin仙台」はこのキャンペーンの一環として毎日新聞社と共催で開催しました。
 シンポジウムは、「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」を主体として、理系を目指す女性の育成と支援を目的とし、各分野で活躍している女性科学者から科学技術に関わる仕事の楽しさや魅力などを紹介するとともに、理工学系進学をためらわせる要因について語り合いました。
理系白書シンポジウム写真
 尚、シンポジウム開催に先立ち、午前中にプレワークショップを行い、理工系を目指す女子高校生が何を悩み、何を不安に感じているかを本学のサイエンス・エンジェル(SA)とともに話し合い、議論の概要をシンポジウムで紹介しました。

10:00〜12:00 プレワークショップ

 51名の高校生と18名のSAが参加。参加者は4つのテーマの中から話したいものを選び、テーマ毎に9つのグループに分かれてディスカッションしました。

4つのテーマ:
 「理系の女の子って」
 「自分の気持ち、親の気持ち、先生の気持ち」
 「大学生になった自分」
 「10年後どうしていたい」
プレワークショップ写真
■グループごとにウォーミングアップ(自己紹介・他己紹介)
■前半ディスカッション(ブレインストーミング:大きな漠然としたテーマで話し合い)
■後半ディスカッション(4大テーマを中心に、踏み込んだ話し合い)
■まとめ(グループごとの話し合いの内容を発表し、全員でシェア)

13:00〜17:00 理系白書シンポジウムin仙台


■基調講演 「身近な科学、深遠な科学」
 東京大学大学院総合文化研究科教授・総長特任補佐
 黒田 玲子 先生

■パネルディスカッション 「夢を形にするチカラ」
<パネリスト>
理系白書シンポジウム写真
 キリンビール株式会社 技術開発部醸造研究所主査
 駒沢大学総合教育研究部講師
 東北大学大学院医学系研究科教授
 東北大学大学院理学研究科教授
 サイエンス・エンジェル代表 東北大学大学院工学研究科
 高校生代表 宮城第一女子高等学校2年
<コーディネーター>
 毎日新聞科学環境部記者

  横向 慶子
坂野井 和代
大隅 典子
小谷 元子
瀬戸 文美
萱場 敦子

元村 有希子
     敬称略