Homeイベント>SAの母校出張セミナー
SAの母校出張セミナー
vol.11 平成19年10月17日(水) 栃木県立宇都宮女子高等学校 (栃木県)
丸山 美帆子  理学研究科 地学専攻
講演タイトル: 結晶は生きている!!
 専門分野である“結晶成長”について紹介しました。ナノメートルオーダーで見えてくる結晶表面の世界を紹介し、こういった基礎的な知識が世の中の至る所―例えば化粧品や薬剤、新素材や環境保全など―で利用されていることを伝えました。「これまでは理系に興味も無かったけれど、今回の出張セミナーがきっかけで理系も楽しそう!理系に行ってみたい!と思った」など、SAたちにとって励みとなる感想を、多くの生徒たちから頂きました。
倉澤 香澄  生命科学研究科 生命機能科学専攻 植物細胞壁機能分野
講演タイトル: 植物の形には意味がある!?
 研究するワクワクを伝えたいと、花の形づくりの遺伝子についての研究を紹介しました。また、「研究」のプロセスについて、「仮説を立て、実験し、結果を考察し、次の仮説を立てる」という繰り返しで進んでいくということを伝えました。漠然としていた「研究」のイメージが少し膨らんだ(具体的に見えてきた)との感想も頂き、SAとして進路選択の役に立てたという実感を得ることができました。
 今回のセミナーでは、高校1年生(約300名)を対象に“理系という道に進んだ二人の女性のこれまでの軌跡”を話しました。理系の楽しさだけでなく、挫折・悩み・迷いやその先にある感動と自信など、女性研究者としての生活を、現実性にこだわった内容で伝えました。


<母校出張セミナーの一覧に戻る>