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SAの母校出張セミナー
vol.14 平成19年11月5日(月) 東京都立三鷹高等学校(東京都)
久保 ちはる  理学研究科 物理学専攻 素粒子・宇宙理論研究室
講演タイトル: アインシュタインの夢のつづき:素粒子理論と宇宙
 相対性理論で有名な「アインシュタイン」を案内役としてセミナーを行いました。前半はアインシュタインの夢のつづきにあたる最先端の研究内容について。後半は中学でアインシュタインの相対性理論に興味を持ってから、三鷹高校を経て大学院で現在の研究に至るまでの経緯について話しました。
■研究内容(前半60分)
『物理ではどのように“現象”から“理論”を造りあげるのか』物理学の背景にある物事の捉え方の話からはじめて、専門である素粒子理論の最新トピックス(力の大統一、宇宙の暗黒物質)の紹介までを解説しました。
■高校卒業後の経歴(後半30分)
高校卒業後のイメージを描く助けとなるよう、卒業生の1サンプルとして経歴を話しました。また、高校時代に培ったものが今どのように学生生活で活きているかを示し、母校の素晴らしさを伝えました。
 今回のセミナーは第2学年の生徒を対象に、三鷹高校の恒例行事である“大学模擬講義”の一つとして行いました。選択式の講義で、他の講義の講師が皆大学教員である中、大学院生であるSAの講義に25名もの生徒(他、教員2名)が集まって下さいました。
 セミナーを終えた久保さんの感想--研究内容に興味をもってもらうだけでなく、“この研究が私にとっていかにおもしろいものであるか”を伝えることを目指しました。目を輝かせながら熱心に話を聴いてくれた生徒もいて、とても嬉しく思いました--


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