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取り組みの概要

平成18年度から始まった文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル事業」に、東北大学の申請した「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」が採択されました。この事業では、女性科学者のキャリアパスにおいて障害となる様々なハードルを乗り越えるために、地域との連携をはかりつつ、以下の3つを柱とするプログラムを全学的に展開します。


1. 育児・介護支援プログラム

  (1)勤務・休業制度の弾力的運用の検討、試行、実施
  (2)推進のためのインセンティブ付与
  (3)育児・介護を考慮した業績評価制度の検討と提案

2. 環境整備プログラム

  (1)病児保育施設の拡充
  (2)女性用トイレ・休憩室等の整備の提案、助言と補助

3. 次世代支援プログラム

  (1)東北大学女性研究者フォーラムによる交流会開催
  (2)サイエンス・エンジェル制度(身近なロールモデル)
   ・母校への出張セミナー
   ・女子学生ネットワークの整備
   ・市民への科学コミュニケーション

支援イメージ図

女性科学者育成の妨げとなっているハードル(障害)とは・・・


  (1)出産・育児・介護などで長期間に渡って研究現場を離れてしまうことは
    難しく、休業後の復帰も困難。(自然科学系の研究は長時間に及ぶ中断の
    出来ない実験が多い)
  (2)設備面において女性が研究活動を行いやすい環境が整っていない。
  (3)女性が科学技術分野に進む上での参考となる身近な事例(ロールモデル)が
    乏しく、女性が研究者等をめざす上で将来像が描きにくい。(進路選択の
    障害)

[平成20年度活動報告書(PDF)]
[平成19年度活動報告書(PDF)]
[平成18年度活動報告書(PDF)]

[活動内容概要(PDF)]
[平成19年度版 ポスター (PDF サイズ 2.94MB)※学内アクセス限定]作成者:SA梅田稔子
[平成18年度版 ポスター (PDF サイズ 4MB)※学内アクセス限定]作成者:SA瀬戸文美
ご使用いただく場合には、お名前と所属、ポスターの用途等をお知らせください。

お問い合わせ : 女性研究者育成支援推進室
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