次世代支援プログラム
サイエンス・エンジェル制度
女子高校生や女子大学生が科学者を目指すときに、身近なロールモデルが少ないことにより、次世代を担う女性科学者の卵が非常に不足しています。本モデル事業では、博士課程進学の女子学生支援や研究者を志す女子学生啓発のためにサイエンス・エンジェル(SA)制度を創設します。東北大学自然科学部局に在籍する女子大学院生から構成されるSAは次のような任務を担います。
- オープンキャンパスでの女子学生セミナーに参加
- 母校への出張セミナー、出前授業
- 東北大学サイエンスカフェにファシリテーター(促進役)として参加
- 東北大学女性研究者フォーラムへの参加
- 女子学生ネットワークの整備
- 市民への科学コミュニケーション
交流会
絶対数において少ない女性科学者は、マイノリティーとして心理的なハードルを感じることも多いことが指摘されています。本モデル事業では、自然科学系部局毎の、また全学的な女性科学者(学生から教員まで含む)の情報交換と交流を図るためのネットワークについて、 SAにより整備します。さらに、21世紀COE「男女共同参画社会の法と政策」(法学研究科・辻村みよ子代表)との連携により、自然科学系と人文社会系の枠を超えた「東北大学女性研究者フォーラム」を開催します。
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