世界トップクラス研究リーダー養成セミナー「未来をつくる学生たちへ ~ノルウェーからのメッセージ~」
・開催日 | 2013年5月30日(木) 時間:14:00~16:00 |
・会場 | せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア |
・内容 | 詳細はこちら |
ノルウェー王国の教育・研究副大臣であるラグンヒル・セッツオース氏が仙台を訪問されることにあわせ、世界有数の男女平等国であるノルウェー王国の教育について理解を深めるトークイベント、「未来をつくる学生たちへ ~ノルウェーからのメッセージ~」というタイトルで、世界トップクラス研究リーダー養成セミナーを行いました。また、東北大学は、日本で初めて女子学生の入学を許可した大学として今年、「女子学生入学100周年」を迎えるにあたり、推進室副室長大隅典子氏より東北大学の男女共同参画についての取り組み紹介がありました。
教育・研究副大臣であるラグンヒル・セッツオース氏からは、男女共同参画を推進することが国の経済の発展にも重要、保育園整備により出生率が大きく改善した。保育園はむしろ<教育>の位置づけであり、子どもはそれを享受する<権利>を持つという意識であること、などのご意見も伺えました。日本へのアドバイスとして、長時間労働がワークシェアリングを妨げ、男女共同参画推進にも障害となっているのではないか、男性を巻き込むこと、そのロールモデルが必要、などがあげられました。
- ノルウェーにおける男女共同参画社会についてお話がきけてとてもよい機会だった。
- 東北大学に理系の女性研究者が多いことを知り参考になった。セッツオース氏の貴重なお話が聞け、励みになりました。貴重な機会を作っていただいて感謝しています。
- 質問の時間があれば良かったです。
- 国や社会の在り方を変えるのはしっかりとした長い目で見たとりくみが必要と改めて気づかされた。ノルウェーにおける法整備における社会の浸透。「まずは、家庭内での男女平等から」という副大臣の苦言にドキリとしました。
約120名