杜の都 女性研究者ハードリング支援事業

出張セミナー_宮城県宮城野高等学校

・開催日 2011年12月3日(土) 時間:9:25~11:40
・会場 宮城県宮城野高等学校
・内容 詳細はこちら
・担当SA 佐藤 愛〔情報科学研究科〕、須藤 彰子〔医学系研究科〕、沼尾 恵利子〔薬学研究科〕

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宮城野高等学校より、平成23年度 宮城野高校「土曜ゼミナール」の講師として高校1,2年生を対象に出張セミナーの依頼を受け、3名のサイエンス・エンジェルが講義を行いました。形式は、研究紹介をひとり20分ずつ行いました。参加者は生徒23名、教員2名でした。

参加した高校生の感想

  • 私は将来研究者になりたいと考えているから、今回3人の女性の研究者にお会いできて本当に勉強になりました。
  • 明確な進路決定が出来ずにいますが、基本に帰って私の進路についてもう一度見つめ直したいと思います。
  • 高校生の頃からとても頭が良かったのかなと思っていたが、何かしらやりたいことが大学院につながっているということが衝撃的でした。

担当したサイエンス・エンジェルの感想

  • 佐藤 愛〔情報科学研究科〕
    今回、お伺いした宮城野高等学校は自分の母校であり、特別な思いを抱えながら出張セミナーに参加しました。研究内容の紹介の中で、実際に簡易な装置を用いて「嘘発見」のデモンストレーションをした際に、最初は恥ずかしがっているように見えた生徒が積極的に楽しみ、これからの「日本」を担っていく学生達の笑顔が輝いていたのが印象的でした。また、スライドを真剣に見つめている目からは自分の進路について改めて向き合っている様子が伺えました。今後,受験,進学,就職を迎えていく中で,今回の話を思い出して前進していただければと思います。私自身、学生に自分の歩んできた道や将来の夢を話すことで、自分自身を見直す良い機会になりました。
  • 須藤 彰子〔医学系研究科〕
    高校生のみなさんに研究に対しての興味を広げてもらいたいと考え、参加させていただきました。将来のやりたいことはまだ決まってない方が多い様子でしたが、今回の講演を参考に何か興味をもつものが見つかっていただければ嬉しいです。このような貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
  • 沼尾 恵利子〔薬学研究科〕
    今回、遺伝子について研究を紹介し、DNAストラップを作成する企画を立てました。積極的に挙手をして質問をしにくいように見えた生徒が、ストラップを作成しつつ、雑談を通して研究や大学院への質問をしてきたのが印象的でした。卒業までに一度は出張セミナーを経験したいという希望があったため、念願が叶いました。当日ご協力いただいた高校の先生方に感謝致します。

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