杜の都 女性研究者ハードリング支援事業

片平市民センター「キッズ・サイエンス講座」

・開催日 2011年12月10日(土) 時間:9:00~13:00
・会場 片平市民センター
・内容 イベントの詳細はこちら
・レポート 2010年度[第1回][第2回][第3回][第4回][第5回
・担当SA 【コア】浅野 成美〔薬学研究科〕、八木橋 奈央〔生命科学研究科〕、【サポート】堀尾 真里〔環境科学研究科〕

20111210_010 20111210_020 20111210_030
20111210_040 20111210_050 20111210_060
20111210_070 20111210_080 20111210_090

仙台市片平市民センターからの「キッズ・サイエンス工房」の講師として依頼を受け、企画から実行まで行いました。はじめに浅野さんより「不思議な水の温度計~空気の力を体験してみよう~」というタイトルで、ペットボトルで水温度計を作成する実験を行い、ゴム手袋をペットボトルに入れ、出し入れするという体験を行いました。その後、八木橋さんより「キラキライルミネーション」というタイトルで、光の実験として、水とコロイド溶液の違いを観察し、LEDランプを用いてイルミネーション作成を行いました。堀尾さんは各実験をサポート致しました。

担当したサイエンス・エンジェルの感想

  • 浅野 成美〔薬学研究科〕
    自分の専門外の分野の実験を担当したため、うまく実験原理を伝えられるか不安でしたが、クイズやアニメーションを用いることでできるだけ分かりやすく説明するように心がけました。また、何人かに実験結果を発表してもらう形式をとったため、子供たちに積極的に実験に参加してもらうことができました。子供たちの中には熱心にメモをとり、質問を投げかけてくる子もいて、科学の楽しさを少しでも感じてくれたのなら嬉しいです。一方、説明中に他のことに気が散ってしまっている子もいたので、子供たち全員を惹き付けられるような伝え方のスキルを身につけていく必要があると思いました。
  • 八木橋 奈央〔生命科学研究科〕
    子供たちが、自分なりの新しい疑問や発見を伝えてくれる姿を見て改めて科学の面白さ、奥深さを実感させられるイベントでした。初めて自分の専門分野とは異なる題材で企画を考え、他のSA、スタッフの皆様のご協力のお陰で無事イベントを終えられたと思います。自分の専門分野だけに偏らず、科学というものに興味を持ち続けていきたいという思いを掻き立てられるイベントでした。
  • 堀尾 真里〔環境科学研究科〕
    今回の企画は気圧や光など、目に見えないものを見えるようにして体験する企画でした。見えない分、説明がしにくい事もあったと思いますが浅野さん、八木橋さんがわかりやすく説明していたのが印象的でした。また、自宅でも実験できるものを作ったこともあり、アンケートには家でやってみたい、という感想が見られ、様々な条件で違いを楽しみながらその違いを考えられる良い企画でした。

小学校4~5年生 18名
合計 25名(関係者含む)