杜の都 女性研究者ハードリング支援事業

出張セミナー_仙台二華高等学校

・開催日 2012年10月23日(火) 時間:13:55~17:40
・会場 仙台二華高等学校
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・担当SA 菊池 みのり〔理学研究科〕、外石 安佑子〔工学研究科〕、増田 有沙〔環境科学研究科〕

仙台二華高等学校より、理系選択後の高校1年生約140名を対象に出張セミナーの依頼を受け、3名のSAが講義を行いました。形式は、学部紹介や研究紹介をひとり20分ずつ行いました。また、引き続き、中学生、高校2、3年生の聴講希望者向けに放課後に講演会が行われました。放課後の参加者は約7名でした。

担当したサイエンス・エンジェルの感想

  • 菊池 みのり〔理学研究科〕
    今回の出張セミナーは、SAとして2度目の高校訪問となりました。自分が高校3年生の時に初代SAが来校したという縁もあり、次は私が、と当日まで非常に楽しみに準備をしてきました。実際に話を聞いた高校生に、どこまで理系進学や大学での生活の楽しさが伝わったかは未知数ですが、これで進路について少しでも光明を得たという生徒さんが仮に一人でも居たとしたら、私が母校に返せる恩はひとつ返せたのかなと思っています。
  • 外石 安佑子〔工学研究科〕
    今回の出張セミナーでは、「ものづくりには多くの人が関わっており、ものづくりへの関わり方は1通りではない」、「夢は二つ以上持ってもいいし、本気になればやりなおせる」という2つのメッセージを伝えたいと考えながら発表しました。高校生の真剣なまなざしやフレッシュな雰囲気が印象に残っています。初めての出張セミナーでしたので、研究や将来についてしっかりと伝えられるか不安もありましたが、休憩時間や講演後の高校生との雑談から、思いが届いたことを知り嬉しく感じました。一人でも多くの高校生が将来を考えるきっかけとしてもらえたらと思います。
  • 増田 有沙〔環境科学研究科〕
    今回は私にとっての初めての高校の出張セミナーでした。個別に話しをした高校生の中には、すでに進路を決めている子、まだ迷っている子、なんとなく決めている子など様々でした。自分は大学院生になるまでに、迷いもたくさんあり、寄り道もたくさんしました。そんな自分の経験を包み隠さず届けることで、高校生たちに何か届けられればいいなと思い、今回は臨みました。今回の担当SAの他2人講演内容も素晴らしく、またバランスもとれていてとてもよかったと思います。

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