杜の都 女性研究者ハードリング支援事業

出張セミナー_茨城県立竜ヶ崎第一高等学校

・開催日 学習相談会:2013年9月6日(金) 時間:14:00~17:00、
講演会:2013年9月7日(土) 時間:13:00~15:00
・会場 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校
・内容 詳細はこちら
・レポート 2010年度の様子][2011年度の様子][2012年度の様子
・企画担当 サイエンス・エンジェル
鈴木 朋代〔生命科学研究科〕、山田 香織〔薬学研究科〕

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茨城県立竜ヶ崎第一高等学校では、平成22年度よりいばらき版サイエンスハイスクール事業モデル校として医学部(医学科)および難関理工系大学への進学者数増加を推進しています。本年度で4回目の依頼となります。理工系進路選択のロールモデルとして進路選択の一助として出張セミナーの依頼を受け、山田香織さんは「世界最小のものづくり~くすりの“種”をめざして~」、鈴木朋代さんは「生き物って強い!~田んぼの生物と東日本大震災~」というタイトルで、進路選択の経歴や研究紹介の講演を行いました。SAOGで物理の先生をしている岩崎藍子さんともお会いすることが出来ました。

参加した高校生の感想

  • サイエンス・エンジェルの二人が、自らの人生をこんなに強い意志を持って生きている姿に尊敬の気持ちを持ちました。質疑応答であったように、たくさん悩んで友達や先生や家族など周りの人に自分の心の内を打ち明けることで自分の進路を決めるヒントを得て、自分のやりたいことを表現できるようになりたい。
  • 「変わることは悪いことじゃない。」という言葉を聴いて、なぜか安心しました。私は今、将来の進路選択で悩んでいるため、とても参考になりました。今回の講演会をきっかけに、まだまだ知らないことがたくさんあったので、情報を集めてしっかり将来について考えたいと思いました。

担当したサイエンス・エンジェルの感想

  • 鈴木 朋代〔生命科学研究科〕
    自分が高校生のとき、どんなことで悩んでいたのか、またどんなきっかけで、この道に進んだのかなどをお話しました。今回の講演がみなさんの役に立てたら良いなと思っています。私自身、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
  • 山田 香織〔薬学研究科〕
    スライドをどう作りどのように話せば伝わるのか、というところに苦労しました。特に、自分の研究テーマである有機化学についてわかりやすく説明するにはどうすれば良いか考え、スライドの構成や内容を検討していったことは非常に良い経験になったと思います。本番は高校生のみなさんが真剣に話を聞いてくれて、質問カードにもたくさん質問があり、講演後に質問に来る方がいてとてもうれしかったです。

高校生 40名、教員他 4名
計 44名